私の恩師のお店 ~Le Jardin Bleu~


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ずっとご挨拶に伺いたいと長いこと思い続けていた
私の恩師のお店

青い庭という意味の

~Le Jardin Bleu~


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話がゴールデンウイークまで遡ってしまうのですが
伺いたすぎて伺えなかった複雑な気持ちを小さな女の子の作文が私を後押ししてくれて
思い立ったが吉日!

翌日、15年以上ぶりに伺ってまいりました♪




OLをやめる決意をして調理師学校の門をくぐってから
娘を身ごもるまでの7年間

途中主人の転勤で南米チリへ行ったりなどの中断はありましたが
計4件のお店でお菓子の修業をさせていただきました。

それぞれのお店でかけがえのない色々な技術を学ばせていただいたけれど
その中で今、
私が作るお菓子の最後の仕上げ・デコレーションに多大な影響を与えてくれたのは
このお店のオーナーシェフであり、私の恩師である
福田雅之シェフでした。



最初に入ったフレンチレストランでデセールを作らせてもらい
お菓子の仕込みのいろはから、盛り付ける時のテクニック
料理やお菓子に対する心構えなどを学ばせて頂いたものの

どうしても取得できなかったものは
ホールケーキのデコレーション

どんなに美しくお皿に盛り付けることができても
お店柄、ケーキ屋さんのショーケースに並んでいるような
ナッペや生クリームの絞りなどのテクニックが取得できず
これからどの方向に進んでいったらいいか迷っていた時

たまたま通りかかったのが銀座三越のB1Fでした。



その地下入口の真正面に当時入っていた
アンテノールの厨房に福田シェフがいらっしゃったのです。

寸分の無駄もない流れるような動きで次々とケーキをデコレーションしていく時の
パレットさばきや
生クリームの絞り出す仕事の美しさに感動してしまい

絶対にこのシェフの横でお仕事をしたい!
なんて…

熱くなっちゃった私は
なんと無謀にもそのまま公衆電話に駆け込み
翌日の面接のアポイント!

なんと無謀な?

ですよね?(笑)


でも感動して熱くなる気持ちが沸き起こるなんて
人生そんなにどこにでも転がっているものではない、ですものね。

幸いにも私の気持ちを汲み取ってくださる方とお話ができ
色々なすべてが運よく重なって、その場で採用。

翌日からこのガラスの向こうの人となり、店頭の厨房で毎日毎日、
シェフと二人、とにかくとにかくずっとずっと、ずっとずっと(笑)
朝から晩までケーキのデコレーションに特化した仕事をさせて頂いておりました



風の便りで、福田シェフが
フランスのリヨンにて2年に一度開催される「パティシエのワールドカップ」と称される
パティシエ・コンクールの最高峰「クープ・デュ・モンド」日本予選で優勝されたあと

2001年クープ・デュ・モンド本選での総合準優勝

その後ご自身の夢のお店を開店されたと伺っていたけれど

その頃に娘が生まれ、主人の海外転勤や子育てなどで東京を離れ
なかなか願いが叶わず
心の中でずっとずっと
おめでとうございます
という言葉を温めておりました



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とうとうたどり着いたお店


外観だけを見つめて佇むことしばし


ああ、こここそが
当時ケーキの仕込みをしながらお話してくださった夢そのものだ~


ドアの横に無造作に立てかけられている自転車に
可愛らしく作られた小さな犬小屋
お外のテーブルにはランプが置かれて
柔らかな明かりと共に夕暮れ時には絵になりそう

そんなひとつひとつがいかにもシェフらしい

なかなか扉を開けられない私の横には
ぎっしりとご注文ケーキの名前が書かれている店頭の黒板
地元の方々に愛されているのが感じられて
私までなんだかとっても嬉しい


そろそろ怪しい人になりそうなので(笑)
勇気を出して扉を開けてみると




私が
想像していた以上に沢山沢山の
品ぞろえで溢れかえった
木のぬくもりが温かい
店内


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何にしようと
本気で悩めるだけの
贅沢な焼き菓子の数々に


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ショーケースの中できらめく
ケーキたち

ああ。そう。この仕上げを学ばせて頂いたのです(涙)

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家を出る前にシェフがいらっしゃるか
お店の方に伺ってみました。

いらっしゃってもゴールデンウイーク中の繁忙期だし・・・
突然だし・・・
お会いできなくっても
お菓子を買わせていただくだけでも良いかなあっと思って


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もう覚えてないかも、なんてもじもじ思いながら電話口、名前を告げたら
何時でも大丈夫、いらしてくださいと
店頭の方から伝言を頂いて・・・



なんとなくお店の奥の様子が気になりつつも
店内をゆっくりゆっくり

ゆっくりと見させていただきました


あっ!!!


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きゃああーーーーーーーーーっ
奥に発見!
しちゃったーーーーーっ!



この後、懐かしすぎるいつもの照れ笑いのお顔で出てきてくださった福田シェフ

もうね、きっときっと
もんのすごーーーぉぉぉく、お忙しかったと思うのに
(その分の仕事が振られることになったスタッフの皆様、ごめんなさい)

随分長いこと

お店の中で話させて頂き
お菓子の説明もして頂き
途中お客様に申し訳ないからと
今度はお外で話させて頂き…

かれこれ・・・いやあ

娘が15歳だから
15年ぶり以上の再会

シェフ、いや、チーフ(笑)(毎日そう呼んでいたので)

本当にお時間を作ってくださってありがとうございました!
当時30代、20代だった昔々

今は50&40代ですものね



夢が形になっている姿を見させていただいた
その横で

ひっきりなしにお店の前で停まる車
扉を開けて入っていくお客様方

シェフの今迄の積み重ねの今がここにある


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もう、いやですよ~
顔洗ってきますよ~と

相変わらずの照れ笑いと共に
強引に取らせてもらった一枚


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でもなあ、知ってるんだ~
この優しい笑顔は厨房の外の顔

当時、お菓子を作ってる時の
張りつめた空気や、泣きたくなるぐらい痛いピリピリ感

それと一緒に生み出される
きりっとシャープな
ケーキの切り口
クリームの絞りの鋭角な線
フルーツの輝き
わあ・・って思わずため息の出る
デコレーションの技術



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こちらは、2001年「クープ・デュ・モンド」本戦で
日本チームを総合準優勝に導かれた時の一枚



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わあ!世界から選りすぐりのシェフがいっぱい@@!

ど、どちらに・・・?^^;

ってお聞きしたら


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ここです、ここ、ここ。

ん?

あーっ、見つけましたーーーっ♪


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世界のトップシェフ集まる中
Le の下の角っこがさしている所に・・・!
本当だあ…

なんだか私が誇らしくなってきちゃってどうしましょう(笑)

でも嬉しい!
だって嬉しい!

お店は言葉以上に絶え間なくお客様がいらっしゃって
ケースからどんどんケーキ達が消えていく


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なんだか最高の気持ちです
笑って、しゃべってごまかしていましたが

すごーくうれしい気持ちでいっぱいでした。



シェフのお店は
Le Jardin Bleu(ル・ジャルダン・ブルー)

小田急・京王線永山駅より徒歩8分

川のほとりに佇んでドラマの撮影などにもよく使われているそう♪

新宿高島屋では
今をときめく選ばれし人気先鋭パティシエ12名の逸品が集う
ケーキのセレクトショップ・パティシェリアでのご購入も可能です。

母の日のケーキはこんなに素敵だったのですよ。
本当にシェフのセンスが大好きなのです。


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お近くにお立ち寄りの際は是非🎵
一度是非とも食べて頂きたいケーキたちです。

~Le Jardin Bleu~
東京都多摩市乞田1163
042-339-0691




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頂いたケーキたち


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「キャラノア」

世界大会で優勝したシェフの思い出の一品




また伺います。
お体にお気を付けて、ますます素敵なお菓子を皆さんに届けてくださいね。

ありがとうございました。




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by sugarboxstudio | 2014-05-23 23:51 | myself | Comments(0)