満開の桜から葉桜へ
2017年 04月 20日満開の桜から
すっかりと葉桜へ
桜の季節ほど
時間の移ろいを目で感じとれる時期は
他にはないのではないのかなあ
たったの一週間の世界でしたが
その間に
目に映る景色も様変わりをしましたね♪
おかげさまで
満開の桜に出迎えられた
娘の京都、独り暮らしを
無事見届け
東京に戻ってまいりました
町を歩けば
桜がこんなにいっぱいの場所を
他には知らない!と思うぐらいの
あちらこちらの桜を愛でながら
どきどきと入った下宿先
空っぽだった部屋に
続々と荷物が届き
どきどきと
大学へと向かう娘の後姿を見やりながら
一人の時間は
見知らぬ街を自転車で回り
調達できるものを
買い込み運び
早速の新歓に興奮しながら
枕並べて話す夜
朝、目覚めて窓を開けると
ぐるりと囲んだ山々は桜の花で春霞
新歓のない日は
足りないものを買いにと
2人で街に繰り出し
また話す
知らない町が
徐々に色付けされていき
まわれば回るだけ
歴史ある街並みは
どんな時間帯にも趣があり
まだまだお上りさんだけれども
きっと4年後には
違う景色が広がるのかなあと
末広がりの未来に想いを馳せて
母親の私まで
ワクワクとさせてもらった一週間でした
滞在7日目、最終日
満開だった桜の花には
柔らかな葉桜がいい塩梅で混じってきて
夢見心地だった桜の時期も
日ごとに現実感を持つ時間へと
移ろいで
さて。
そろそろと
独り暮らしを本格的にスタートさせるには
いい頃あい
私の目に映る
下宿先はまだまだ60%の仕上がりだけれど
それぐらいがちょうどいい
後はとにもかくにも
健康に気を付けて
忙しい日々を過ごしながらも
少しずつ
自分の色に染めたらいいね
「ありがとう~。いっぱい話して、いっぱい過ごして楽しかったよ」
気付けばえっらいこっちゃ!
娘が部屋にいる時は
基本何も手出しをしないで空気になるからね~と
過ごしていた数日間
案の定、朝ごはんに凝りすぎ
時間配分、こりゃ大変な時間になって
最終日の別れは
ドタバタ笑顔で普通の朝(笑)
送り出した後
シーンとなった部屋の中
見渡しながら
これから一人で過ごす新たな時間に
思いを馳せて
エールを送る
娘の好きな
ひじきと切り干し大根
ハンバーグなどなどを緊急用にと
小さなキッチンを借りて
小分けにして冷凍に
野菜がたっぷり入った
チキンスープはタッパに詰めてたっぷり作り
洗濯終えて
部屋を整え
扉を閉めて、鍵締めて。
さあて、そろそろ行きますかね!!!
寂しい気持ちが全くないとは、言えない気持ちではあるけれど
この半年間に移ろいだ時間の数々
受験を経て
未来が決まり
下宿先へ移動するまでと
色々、色々な景色がありましたが
縁の下の
柱の上
築く世界は、これから好きに設計していくことでしょう
寂しさと同じぐらい
晴れ晴れとした、すがすがしい気持ちも同時にあって
ずっとずっと半年間
内に溜めてきていた
自分の時間もそろそろいい塩梅に
膨らんでいることを胸の内に感じながら
やりたかったこと
温めていたこと
いっぱい持って
下宿先のエレベーターを降りました
「大学ってたのしい~!」
そう笑う18歳の娘のパワーに、まだまだ負けてはいられません
桜の花が移り変わるように
家族の形も移り変わった今年の春
今はまだ
柔らかく心もとない葉桜が
今度は、力強く青々茂る頃
次に見えるのはどんな景色なのかと
楽しみに過ごせることが幸せだと
改めて。
さて♪
自分の好きな世界に
また没頭したいと思います
自分のキッチンへと戻ります♪
すっかりご無沙汰しておりましたが
またどうぞ
よろしくお願いいたします♪
by sugarboxstudio
| 2017-04-20 06:33
| Family