京都の蛍 ~6月の京都とレンタサイクル④~
2017年 06月 19日気ままで予定のないサイクリング
その前に、せっかくだからと
隣の下鴨神社にお参りをしたら
なんてついてる
京の初夏の風物詩とも言われている
「蛍火の茶会」なるものが、ちょうど催されておりました
この日は、明治時代の納涼茶席を再興し
一時期いなくなってしまったけれど、再び糺の森に蘇った蛍を
境内で集めること
その数なんと約600匹!?
辺りが暗くなった頃
御手洗池に一斉に蛍を放つのだとか@@
参道では
普段、並んで並んでもうそりゃ大変!な
「出町ふたば」の名代豆餅や
先日伊勢丹で購入して堪能した「老松」の夏柑糖などまで
お目見えしていて
ほお~
京の老舗や名店が勢ぞろいの参道は
趣ありながらも、なんとも贅沢
朱塗りの楼門をくぐると
正面の舞殿では、なんと雅楽の演奏も
ちょうど始まったばかりだなんて
ふらっと立ち寄れた偶然に感謝と共に、深呼吸
本殿前の干支を守る神様が祀る社「言社」には
ちょうど家族の干支が、偶然にも横並びに仲良く
並んでいて
さらに先へ進むと
これまた、なんて素敵な…
さらさらと、清らかに静かに流れる
御手洗(みたらし)の池
きっと奥には蛍たちが
待機をしているはずなのにと
残念すぎるけれども、今宵は断念、とても無念💦
気を取り直しまして横を見ますと
ん?!とても気になる…
「初めて見たぞ!水みくじ?」
これはともちろんと購入しまして、御手洗の池に戻り
清きせせらぎに、静かに浸す
ゆらりゆらり
程なくじわじわ~と文字が浮き出て
もう少し、シックな色合いにすればいいのにと思いながらも(笑)
この日は中吉♪
そうね、これぐらいが程よくよい、よい♪
この池に湧き出す水の泡を形取って作られたというのが
みたらし団子の由来になったというのですものね
頭があらら!
またみたらし団子に戻りそうになったので(苦笑)
この池で湧いた、水の流れに沿って
糺の森の御手洗川
たまらなく素敵で、清らかで
四季折々訪れてみたいと願う景色と空気に
また深く、深く、深呼吸
その後は、隣の旧三井家下鴨別邸を覗いて
三井家の歴史の華やかさに酔いしれて
そろそろ一時間ちょっとを残すばかりとなってきたので
気になるお店の前を通って
町全体を把握する
交差点を挟んでちょっと威嚇しあっているかのようにも見えちゃう
双方ともに創業1689年という八つ橋の老舗
本家 西尾八ツ橋 熊野店、本家西尾八ッ橋 熊野店
(本店もそれぞれ熊野店から歩いて一分、ほんのすぐそばに向かい合うようにありますが、西尾熊野店はこちらが発祥の家らしいです)
買うならばどちらがいいのかまでは
(本店もそれぞれ熊野店から歩いて一分、ほんのすぐそばに向かい合うようにありますが、西尾熊野店はこちらが発祥の家らしいです)
買うならばどちらがいいのかまでは
まだまだ、私が言えるレベルではありません(笑)
そんなこんなで、無事にぐるりと自転車散策も終了し
無事、返却
ふと空を見あげると
どうしても、この日の残念無念な気持ちもあったから
だったらあそこへちょっと繰り出す?と
夕暮れ空を見ながら
今度は足を使って
てくてく夜のお散歩へ
昼間に通った哲学の道は
人影まばらで、サギがいて
静かに暮れゆく
平和な一日
京都の夜は色濃くて、そんな暗闇に
あ、見えた!
ふわり、ふわりと静かに舞う数匹の蛍たち
もちろん携帯で撮れるほどの
強さも輝きもないのだけれど
よく見ると、あそこにも、ここにもと
がんばれ、がんばれ、と思ってしまうほどの
儚い自然のともしびで
昼間の事は、すっかり遠い昔のよう
そんな、長くて盛りだくさんの一日は
ストロベリームーン翌々日のまだまだ明るい月夜と共に
静かに暮れていきました
さあ、また家族それぞれの場所で
がんばろうね
「健康第一、家内安全」
沢山のことはのぞまないから
笑顔で家族がまた集まれますように
by sugarboxstudio
| 2017-06-19 06:35
| odekake