夏の京都は大人気分② ~炎天下 冷菓に涼む夏の京~
2016年 08月 14日一泊二日の夏・京都
午前中に過ごした貴船・川床があまりに涼やかで気持ちよく
暑いと知ってる「盆地・京都」の下界へは
ああ、戻りたくない、ない、ないー
けれど
目の前の送迎バスに乗らねば
現実世界には戻れません
…という事で夢うつつな気分を引きずりながら
また揺られますこと45分?と思ったけど
「すいませ~~ん!やっぱり途中下車しちゃいます~」
と急きょ降り立ちましたは
祇園四条のバス降り場
ひゃあ~💦
大好きな(といっても二度目だけど^^)祇園界隈も
写真だけで日に焼けちゃいそうな灼熱光線がふりそそぎ
やっぱり、暑いね、暑すぎる~💦
という事で、着いた早々に避難気分は
ボルテージマックス
すぐにこちらで一休み~
京都のくずきりといえばこちらという
創業300年余の老舗
外界との暑さをわかつ
白い夏のれんをくぐりぬけると
そこは
外の世界とは対照的な薄暗ささで
目を凝らすと、武者小路実篤揮毫の看板や
干菓子の型などなどがおいてある
一目で歴史を感じる佇まい
流石にみなさん同じことを考えるようで
待つこと15分ぐらいだったかな
席に着くなり
冷たいほうじ茶をたまらない気持ちで飲み干して
二人いたら、二つ食べれるよね~と
一つ目はこちら
わらびもち
そしてお目当てのくずきりは
昔、お菓子を配達していたころの名残という
こんなお重で供されて
ふたを開けると
暑い夏が、たった一目で涼やかになれる
これがきっと京の夏
お重に浮かぶ氷は大きく透明で
製氷機の氷とは明らかに違う
角には丸みがあって、驚くほどに滑らかで
氷を見ているだけでも、この上なくな贅沢気分
注文が入ってから水と葛粉をあわせて作る
出来たばかりという葛切りを
氷と氷の塊の間から、すくいだす
ひんやりしたのど越しに、なんとも上品な甘味の蜜
ああ、ああ、ああ、
この瞬間に今すぐ、またすぐ、戻りたいー(笑)
一泊二日の京都滞在
明日のこの時間には、すでに新幹線に乗り込まなくちゃいけないんだと思うと
いつまでも、いつまでも
ここに座っていたい気持ちを乗り越え
また二人、炎天下の京都の町へ戻ります(笑)
午前中まで過ごした、涼やかな川床の記憶が
かき消されそうに広がる青空
ドコイク?ドコイク?
外に出た瞬間に、金魚が水から上がっちゃったみたいに
バタバタと
どこかへ落ち着かないと倒れちゃうとばかりに
アーケードのお屋根がうれしい
京の台所
錦市場で一呼吸
何かを買おうと、あてはないけど
何か珍しいものはないものかと
あっちやこっちの
宝物探し気分
サテ、ネエ、ドウスル?
だって今日は大人な京都(笑)
夜はまだまだ、これから、これから~
時計を見やればまだ4:30
夕方というにはまだまだ早いけど
夜の京都に向かって
日傘をさす(笑)
夜のとばりのお話は
長くなっちゃうと暑苦しいので(笑)
麦茶でも飲んで
また次回♪
(へ?麦茶?ビールでしょ?なんて言ってるのは誰ざます?失礼な~(笑))
by sugarboxstudio
| 2016-08-14 06:44
| odekake